県立近代美術館が6720万円で購入した作品に贋作の疑い 真贋を調査し結果を公表へ【徳島】
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徳島県立近代美術館が1999年に6720万円で購入した作品に、贋作の疑いがあることがわかりました。
贋作の疑いが生じたのは、フランスの画家ジャン・メッツァンジェの作品「自転車乗り」です。
メッツァンジェは初期キュビスムの代表的画家のひとりで、「自転車乗り」はそのメッツァンジェが1911年から翌年にかけて描いたとされる油彩画です。
県立近代美術館が、1999年1月に大阪の画商から6720万円で購入しました。
以降、四半世紀にわたってメッツァンジェ作として所蔵してきましたが、2024年6月、この作品がドイツの天才贋作師と呼ばれるヴォルフガング・ベルトラッキによる贋作だとの記事がネット上で見つかったことから、真贋に疑いが生じたということです。
(徳島県立近代美術館 竹内利夫課長)
「まったく(贋作だなど)前提としていない。鑑定書もあるし、ずっと愛着を持って見てきたので、言葉にならないです。しばらく調査に時間がかかると思う」
作品は現在、京都の京セラ美術館に貸し出し中ですが、こちらでの展示を取りやめるとともに県立近代美術館が7月27日から開催する「所蔵作品展」での展示も取りやめるということです。7
県立近代美術館は真贋の調査を進め、改めて結果を公表するとしています。
贋作の疑いが生じたのは、フランスの画家ジャン・メッツァンジェの作品「自転車乗り」です。
メッツァンジェは初期キュビスムの代表的画家のひとりで、「自転車乗り」はそのメッツァンジェが1911年から翌年にかけて描いたとされる油彩画です。
県立近代美術館が、1999年1月に大阪の画商から6720万円で購入しました。
以降、四半世紀にわたってメッツァンジェ作として所蔵してきましたが、2024年6月、この作品がドイツの天才贋作師と呼ばれるヴォルフガング・ベルトラッキによる贋作だとの記事がネット上で見つかったことから、真贋に疑いが生じたということです。
(徳島県立近代美術館 竹内利夫課長)
「まったく(贋作だなど)前提としていない。鑑定書もあるし、ずっと愛着を持って見てきたので、言葉にならないです。しばらく調査に時間がかかると思う」
作品は現在、京都の京セラ美術館に貸し出し中ですが、こちらでの展示を取りやめるとともに県立近代美術館が7月27日から開催する「所蔵作品展」での展示も取りやめるということです。7
県立近代美術館は真贋の調査を進め、改めて結果を公表するとしています。