東日本大震災から14年となる3月11日、四国放送が徳島県に防災ラジオを贈りました。

四国放送は2024年、テレビとラジオで災害に備えることの大切さを呼びかけるキャンペーンを実施しました。

県内33の企業から協賛金が寄せられ、今回、その一部を活用して購入した防災ラジオ30台を県に贈りました。

11日、県庁で贈呈式が行われ、四国放送の岡元直社長から目録を受け取った後藤田知事は「しっかりと活用します」と防災に対する決意を述べました。

この防災ラジオはハンドルを回すことで充電できるほか暗闇でも灯りを確保できるようLEDライトがついています。

（後藤田知事）
「ここで緊急情報とかもスコンと入ってくるわけですね。ライトですね」

県は贈られたラジオを、県内の防災拠点に備蓄する予定です。

「黙とう」

東日本大震災の発生時刻である午後2時46分には、そろって1分間の黙とうを捧げ、犠牲者の鎮魂を祈りました。