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「不起訴相当」と検察審査会が判断 阿波踊りプレミアム桟敷席問題【徳島】

2024年9月6日 18:54
「不起訴相当」と検察審査会が判断 阿波踊りプレミアム桟敷席問題【徳島】
2023年の阿波おどりで設置された「プレミアム桟敷席」をめぐり建、築基準法違反の疑いで書類送検された元実行委員長代行の不起訴処分を不服として行われた申し立てで、検察審査会は8月5日、「不起訴相当」であると議決しました。

2023年、徳島市の阿波踊りでは、1席20万円のプレミアム桟敷席が初めて設けられましたが、これが建築基準法に違反した状態で運営されていたとして、2024年4月、元実行委員長代行の男性が書類送検されました。

しかし5月、徳島地検は、男性を不起訴処分としました。

その後、元徳島市議の男性2人がこの処分を不服として、検察審査会に審査の申し立てを行っていましたが、検察審査会は5日、「不起訴処分は相当」との判断を示しました。

理由については、「不起訴処分を覆すに足る証拠がない」としています。

この議決を受け、審査を申し立てたうちの1人、加戸悟元市議は、「納得できない。弁護士などと相談して、今後の対応を決めたい。」としています。
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