「新たな感染症」「ミサイルが上空通過」有事に備え訓練で初動対応など確認
ミサイル想定訓練の様子
新たな感染症の危機を想定した訓練が4日、コロナ禍を経て5年ぶりに行われました。
新たな感染症を想定した5年ぶりの訓練には熊本県や県保健所、保健環境科学研究所の職員約55人が参加しました。海外で発生した新型のインフルエンザ感染が県内でも確認されたという想定で訓練は、患者の対応などロールプレイング形式で行われました。またコロナウイルス感染拡大の経験から初動となる職員の対応力向上と管理体制などを確認していました。
一方、弾道ミサイルを想定した住民避難訓練が3日に御船町でありました。国・熊本県・御船町合同の訓練で午前10時に国外から弾道ミサイルが発射され御船町周辺の上空を通過する可能性があるとの想定で、町の行政無線のスピーカーから避難を呼びかけるJアラートが発信されました。
住民たちは緊急の1次避難所で座席の隙間に身を隠し身を守るための行動を取っていました。
■参加者
「ミサイルから避難する訓練を行う世の中になったことが一番胸が痛い」
最終更新日:2025年2月7日 12:35