熊本市の公立小中学校「給食費無償化」2026年度中に実現へ 市長が表明
熊本市・大西一史市長
熊本市の大西一史市長は、“2026年度中”に学校給食の無償化を実施する考えを明らかにしました。
26日に開かれた熊本市議会。
■熊本市・大西一史市長
「実施時期及び対象については、国の給食費無償化の動きを慎重に見極めるとともに令和8年度中の実施目指す」
大西市長が2026年度中に無償化を実施すると明らかにした学校の給食費。現在、熊本市の学校給食は児童・生徒1人あたり、小学校で月額4800円、中学校で月額5600円を保護者が負担しています。
大西市長は無償化の対象について具体的に示しませんでしたが、仮に市内の公立小中学校や特別支援学校で実施するには、年間約35億円が必要だとしました。
そのうえで、必要な財源について来年度、プロジェクトチームを立ち上げ国の支援なども含めて検討する方針を示しました。
■熊本市・大西一史市長
「子育て世帯、多くの皆さま方、 子どもたちが安心しておいしい給食を食べられる環境をしっかりとつくっていきたい」
最終更新日:2025年2月26日 18:36