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熊本市が給食無償化検討へ「舵を切ろう」年間約35億円の財源など議論

2025年2月11日 19:25
熊本市が給食無償化検討へ「舵を切ろう」年間約35億円の財源など議論
熊本市・大西一史市長

熊本市が学校給食の無償化に向けた検討を始める考えを示しました。子育て支援策として、これまで乗り出せなかった高いハードルに手をつけます。

■熊本市・大西一史市長
「給食費のあり方について無償化について熊本市としても検討していこう、舵を切ろうと」

10日、会見でこう表明した熊本市の大西市長。熊本市の学校給食は児童・生徒1人あたり、小学校で月額4800円、中学校で月額5600円を保護者が負担しています。

大西市長は「学校給食は教育を受ける権利に紐づいた普遍的なサービス。所得を問わずに無償化を検討する必要がある」と述べ、市議会で議論を進めたい考えを示しました。

一方、無償化を行うには年間約35億円が必要とし、今後どのように財源を確保するのか検討していきたいとしています。

最終更新日:2025年2月11日 19:25
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