熊本市の商業施設で大規模消防訓練 11月は1日1件以上のペースで火災発生
火災が増えるこれからの季節に向けて、熊本市の商業施設で13日、はしご車なども出動する大規模な消防訓練が行われました。
消防訓練が行われたのは、熊本市中央区のサクラマチクマモトです。
訓練は4階にある映画館の売店から出火したという想定で、従業員や消防隊員など約100人が参加しました。ポンプ隊やはしご隊も出動し、5階にいた歩行不能の人を救出する訓練も行われました。
■熊本市消防局西消防署 伊佐坂真功警防課長「消防隊と事業者との連携がまず、客の命を守るためには必要。今回はそこを確認できた」
熊本市消防局は、大型商業施設では事前に避難経路を確認しておくことが重要で、秋~冬は特に防火意識を高めてほしいと呼びかけています。熊本県消防保安課によりますと、例年11月から冬にかけて火災が起きやすく、今年11月1日から9日までに県内で発生した火災は12件で、1日1件以上のペースで発生しています。