【速報】熊本の強豪・大津高校サッカー部「全裸で土下座」いじめを受けて当面活動自粛
強豪で知られる大津高校男子サッカー部で男子生徒が「全裸で土下座」をさせられるいじめを受けた問題で学校が6日に会見を開き当面の間、活動を自粛することを明らかにしました。
この問題は去年1月、全国高校サッカー選手権大会の宿泊先で、大津高校サッカー部の当時1年生だった生徒が先輩にあだ名をつけたとして謝罪を強要され、さらに全裸で土下座をさせられ、その様子をスマートフォンで撮影されるいじめを受けたものです。
大津高校は6日夜、サッカー部の保護者を対象に説明会を行い、その後の記者会見でサッカー部の活動を当面、自粛することを明らかにしました。
■平岡和徳総監督
「総監督として生徒の心のサインに気づけず、そして本人に寄り添ってあげられなかったことご家族にも辛い思いをさせてしまったことにつきまして大変申し訳なく猛省しているところです」
平岡和徳総監督と山城朋大監督も当面の間、指導を自粛するということです。
活動を自粛する間はリーグ戦などの公式戦は辞退しますが、10月29日の準々決勝で初戦を迎える選手権の熊本大会への出場については今後、検討するということです。
活動を再開する時期については全部員との面談を行い、生徒の思いを聞いた上で関係機関と協議するとしています。
今後、熊本県教育委員会が第三者委員会を設置し、いじめについて調査することにしています。