【運賃180円均一へ】熊本市中心部を走る路線バス 10月から市電と並走するエリアで導入
熊本市中心部を走る路線バスが、10月から180円の均一運賃になります。
県内のバス会社5社でつくる共同経営推進室によりますと、180円の均一運賃が導入されるのは、JRの熊本駅、上熊本駅、新水前寺駅と熊本市中心部を結ぶエリアです。(小学生は90円)
バスは距離に応じて上がる運賃体系ですが、市電に比べて分かりにくく、市電に乗れない時間帯でも、同じ区間のバスの利用が少ない状況が続いていたということです。
現在、同じエリアで乗り降りした場合、160円から280円の運賃がかかります。共同経営推進室は、市電と並走するエリアを均一運賃にすることで、バスに乗る人が増えて5社で年間1200万円の増収になると見込んでいます。
なお均一運賃が適用されるのはエリア内で乗り降りが完結する場合で、乗車または降車がエリア外の場合は、従来の距離に応じた運賃となります。