熊本県内の半導体関連の輸送需要の高まりを受けて、29日、熊本空港にANAの大型貨物専用機のチャーター便が初めて運航しました。

熊本空港に到着した成田発の大型貨物専用機「ボーイング777型フレイター」。

ふだんは、成田経由でアジアとアメリカを結んでいて、国内線としての運航は、今回が初めてです。

香港や上海などからの自動車部品など約1tを空輸しました。

貨物スペースは高さが3mほどあり、半導体製造装置なども約100tまで運ぶことができます。

熊本空港では、台湾やシカゴなどに輸出する半導体関連製品や電気自動車用の部品など約12tを載せて成田へ飛び立ちました。

ANAは週1～2便の定期便化を検討しています。