熊本市教育委員会は、酒に酔った状態で自転車を運転し摘発された小学校の教頭を24日付けで停職3か月の懲戒処分としました。

停職3か月の懲戒処分を受けたのは、熊本市立の小学校の男性教頭(51)です。市教委によりますと教頭は去年11月、熊本市中央区の飲食店で、勤務する小学校の同僚4人と生ビール2杯とハイボール5杯を飲んだあと、レンタル自転車を運転。

蛇行運転していた教頭に声をかけた警察が呼気を調べたところ、基準値の2.6倍のアルコールが検出され、摘発されました。教頭は去年12月、熊本簡易裁判所から罰金10万円の略式命令を受けています。

教頭は「飲酒後歩いて帰るのがきつく、レンタル自転車を見つけたので乗ってしまった。職員、子どもたちにおわびのしようがない」などと話しているということです。熊本市教委が自転車の飲酒運転で懲戒処分を行ったのは初めてです。