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熊本市がJR新水前寺駅高架下に新バス停を設置する方針 市電に集中する乗り換え客を分散

2025年2月14日 18:49
熊本市がJR新水前寺駅高架下に新バス停を設置する方針 市電に集中する乗り換え客を分散

JR新水前寺駅からの乗り換え利用者を分散させるため、熊本市は14日、新たなバス停を設置する方針を示しました。

これは熊本市の公共交通についての会合で示されました。新しいバス停の設置が検討されているのは、JR新水前寺駅の高架下の県道です。新水前寺駅から市役所方面に乗り換える人の多くが市電に集中しているため、本数が多い路線バスに客を分散させて混雑を解消させるのがねらいです。

熊本市は去年、バス停の設置を想定して歩道の幅を狭くしたり、左折レーンを短くしたりするなどの社会実験を行いました。その結果、歩行者や周辺の交通に大きな影響は見られなかったと報告しました。

出席した委員からは、朝夕は自転車通学の生徒で混雑する場所だが安全対策は十分検討したのか、車いす利用者などへの配慮は十分か、といった質問が相次ぎました。これに対し、熊本市は、バス停の新設を前提に計画を進める方針を住民に説明するとしました。

また会合では、1月30日に追突事故にあった熊本市の自動運転バスについて、2月10日に予定していた実証実験の開始日がまだ決まっていないことも報告されました。

最終更新日:2025年2月14日 18:49
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