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【証言】父親による準強姦事件の裁判 「人生終わった」性被害の長女

2025年3月11日 20:10
【証言】父親による準強姦事件の裁判 「人生終わった」性被害の長女

黒部市の自宅で、高校生だった娘に性的暴行をしたとして、準強姦罪に問われた父親の裁判で娘が証人として出廷しました。

娘は、初めて暴行を受けたとき「絶望的だな、人生が終わったな」などと思ったと証言しました。

大門広治被告(53)は2016年8月、黒部市の自宅で当時10代で高校生だった娘に対し、抵抗できない状態で性的暴行を行ったとして準強姦罪に問われています。

娘の福山里帆さんは実名を明らかにして被害を訴えています。

きょうの裁判には、福山さんが証人として出廷しました。

去年12月の初公判で大門被告は性交渉を行ったことは認めた一方「逆らえない状態ではなかった」として無罪を主張していました。

一方、きょうの裁判で福山さんは被告との行為を拒否することで家族に危害が及んだり、生活や進学に影響が出たりすることなどの懸念から拒否できなかったと証言しました。

また、初めて暴行を受けたとき「絶望的だな、人生が終わったな」と思ったと振り返りました。

被告には「なぜ私にこのようなことをしたのかを聞きたい。できるだけ罪を重くしてほしい」と訴えました。

最終更新日:2025年3月11日 20:10
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