6月に大雨被害が発生の白岩川 川幅を広げる工事実施へ
2023年6月の大雨で水があふれ浸水の被害が出た白岩川について、県は、川幅を広げる事業が国の採択を受けて行われることになったと発表しました。
これは27日、新田知事が会見で発表しました。
白岩川は2023年6月の大雨の際に、立山町と上市町で川の水が堤防からあふれ出し、周辺に大きな被害が出ました。
このため、県は国に対して災害関連の対策事業を申請し、採択されました。
工事は、被害があった箇所およそ500メートルについて、白岩川の右岸側の川幅をおよそ15メートル広げます。これにより堤防の間は現在の幅30メートルから45メートルになり、より多くの水を流せるようになります。
2023年度中に設計や用地の取得などに入り、工事は2027年度までを予定しています。事業費はおよそ6億6000万円で、費用の一部を国が負担します。