砺波市庄川 堤防に悪影響の恐れ 樹木を伐採
庄川の堤防の枯れた樹木の伐採が25日に始まりました。
樹木の伐採は、砺波市上中野の庄川左岸で行われました。
国土交通省富山河川国道事務所が、2023年10月に、樹木医の診断調査を行ったところ、マツやサクラ、20本が害虫によって枯れていました。
放置して老朽化などで倒れることで、堤防を緩めたり、根腐れで空洞化したりすると、洪水の時に堤防の役割が果たせなくなる恐れがあります。
今回のように複数の樹木が一斉に枯れるのは例がなく、富山河川国道事務所では、今年の記録的な猛暑も関連しているとみています。
今年度中に樹齢20年から200年ほどのおよそ50本を伐採する計画です。