地震の被害を乗り越え 松川遊覧船 23日から運航開始
地震の被害を乗り越えて運航にこぎつけました。サクラの名所富山市の松川べりでは、23日からの遊覧船の本格運航を前に園児らが一足早く楽しみました。
つぼみが膨らみ始めた松川べりのサクラ。松川遊覧船は、23日から今シーズンの運航を始めるのを前に、地元の園児たちが乗り込みました。
「いってきまーす!」
松川べりは、能登半島地震で護岸に亀裂が生じるなどの被害を受けました。一時は運航が危ぶまれましたが、これまでの調査で安全を確認し、運航が決まりました。
園児
「景色を見るのが楽しかった」
松川遊覧船 中村珠太船長
「やれるかどうかわからないところからのスタートだったので、まずはほっとしている。このサクラで晴れやかになっていただけたら」
遊覧船は、今年は夏ごろに護岸の復旧工事が始まるのに合わせて運航を終えます。富山市のソメイヨシノの開花予想は、今のところ3月31日です。