液状化現象による被害…田んぼにも 富山市水橋地区 能登半島地震
能登半島地震で県内でも相次いだ、液状化現象による被害は家屋のみならず、まもなく作業の時期を迎える田んぼにも及んでいます。復旧への支援を訴える農家を取材しました。
明官久夫さん
「ここが一番ひどいって感じ」
岡田キャスター
「こちら田んぼの中ですが、大きく穴があいている様子がわかります。液状化したものと見られます」
明官久夫さん
「ひどい。なんとかしてほしいんだわ…」
農地が広がる富山市の水橋地区です。能登半島地震後、液状化現象によるものとみられる 被害が相次いで確認されました。
地域の農家は、2か月以上経った今も復旧の目途が立たないといいます。
中には、直径1m以上、深さ50センチ以上の穴が発生した田んぼも。
藤野光久さん
「ここ一番でかいと思うよ。わぁ…こうやったらだんだん入っていくが。どぼどぼ。大丈夫やちゃ。こういうふうな状態です。今見られたように。こんなんしたらトラクター入ってでも、トラクターがもぐって入れない。だからこれと同じ状態があっちでも、こっちでもなっているんです」
県によりますと、地震による県内の農地の被害は、300か所に及びます。
液状化被害を受けた農地の復旧には、土の入れ替えや地下水を下げるなどの工事が必要ということで、県は、復旧支援に向け、一定以上の被害が出たところには補助を出すことにしています。
ただ、地震によりイネの作付に影響が出るのは避けられないとして、作付できない場合などは大豆やハトムギなどへの転換も検討してほしいとしています。
藤野光久さん
「こういう状態になった田んぼはね、たぶんできないんじゃないかなと思います。だって水が張れないから。40年以上農家やっています。だけれどこんなん見たことないです」
富山市は「田んぼに水が必要な時期まで用水路の仮復旧工事に努める」としたうえで、農地については「水を通してみないとわからないものもあり復旧の目途が立たない」としています。
明官久夫さん
「一度は水が用水が入るようになってから、入れて抜け具合とか見た上でやりたいなというふうに思います。ダメなら諦めなくてはいけないので、その時には、それこそできないので、補助いただけたら助かるなというふうに思います」
明官久夫さん
「ここが一番ひどいって感じ」
岡田キャスター
「こちら田んぼの中ですが、大きく穴があいている様子がわかります。液状化したものと見られます」
明官久夫さん
「ひどい。なんとかしてほしいんだわ…」
農地が広がる富山市の水橋地区です。能登半島地震後、液状化現象によるものとみられる 被害が相次いで確認されました。
地域の農家は、2か月以上経った今も復旧の目途が立たないといいます。
中には、直径1m以上、深さ50センチ以上の穴が発生した田んぼも。
藤野光久さん
「ここ一番でかいと思うよ。わぁ…こうやったらだんだん入っていくが。どぼどぼ。大丈夫やちゃ。こういうふうな状態です。今見られたように。こんなんしたらトラクター入ってでも、トラクターがもぐって入れない。だからこれと同じ状態があっちでも、こっちでもなっているんです」
県によりますと、地震による県内の農地の被害は、300か所に及びます。
液状化被害を受けた農地の復旧には、土の入れ替えや地下水を下げるなどの工事が必要ということで、県は、復旧支援に向け、一定以上の被害が出たところには補助を出すことにしています。
ただ、地震によりイネの作付に影響が出るのは避けられないとして、作付できない場合などは大豆やハトムギなどへの転換も検討してほしいとしています。
藤野光久さん
「こういう状態になった田んぼはね、たぶんできないんじゃないかなと思います。だって水が張れないから。40年以上農家やっています。だけれどこんなん見たことないです」
富山市は「田んぼに水が必要な時期まで用水路の仮復旧工事に努める」としたうえで、農地については「水を通してみないとわからないものもあり復旧の目途が立たない」としています。
明官久夫さん
「一度は水が用水が入るようになってから、入れて抜け具合とか見た上でやりたいなというふうに思います。ダメなら諦めなくてはいけないので、その時には、それこそできないので、補助いただけたら助かるなというふうに思います」