ほたるいか海上観光へ遊覧船を点検 滑川
3月30日から滑川市沖で始まる「ほたるいか海上観光」を前に21日、遊覧船の安全点検が行われました。
北陸信越運輸局と伏木海上保安部が21日、滑川漁港で行った点検では、滑川市の観光遊覧船「キラリン」をチェックしました。
船に乗り込んだ担当者は、消火器の有効期限などを確かめたほか、2022年4月に北海道の知床半島で起きた観光船沈没事故を受けて導入した衛星携帯電話の通信状況も確認しました。
北陸信越運輸局 中村基人さん
「問題は特に見当たらなかったので、安全第一にお客様を乗せていただければと思っています」
川口隆栄船長
「滑川の(ほたるいか)海上観光がトップシーズン、富山県の一番最初の観光になってくるので、安全最優先に実施していきたいと思います」
伏木海上保安部によりますと、県内での観光船の事故は2023年までの5年で3件発生しているということです。