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富山市水橋沖の定置網 復旧後初の水中点検 水中ドローン使い 大きな支障見つからず

2024年3月14日 19:41
富山市水橋沖の定置網 復旧後初の水中点検 水中ドローン使い 大きな支障見つからず
富山湾のホタルイカ漁は3月1日から始まりましたが、富山市水橋漁港の沖合いの網は能登半島地震で被害を受け、復旧は道半ばです。

14日、通常の漁の後に水中ドローンでの撮影を行い、網の様子を確認しました。

神林賢範記者
「漁が今月から始まっていますが地震の影響が終わったわけではありません。きょうはこちらの水中ドローンを使って定置網の様子をチェックするということです」

3月1日に解禁されたホタルイカ漁ですが、水橋漁港では地震で5つの定置網すべてが破れるなどの被害を受けました。

組合はホタルイカ漁の開始までに3つを復旧させ、現在は4つの網で漁を行うまで回復しました。

ドローンを海へ投入する様子
「バシャーン・・・」

14日は、網にトラブルが起きていないかを水中ドローンを使って撮影しました。

14日は波が高く、じっくりと確認することはできませんでしたが、網に大きな問題は見つからず、漁師たちはほっとした様子でした。

水橋漁民合同組合 谷口豊副組合長
「細かいところまで見られないですけど、今のところ大丈夫じゃないかなと」

県水産研究所は2024年のホタルイカの漁獲量は平年を上回ると予想しています。

水橋では平年をやや上回る出だしだということで、組合は3月中にも残る1つの網の修理を終えて、さらに豊漁を目指したいとしています。

水橋漁民合同組合 谷口豊副組合長
「早くもう1個の網を完成して、でかいと取れるようになりたいですね」
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