黒部峡谷鉄道 全線開通延期「10月1日ごろ目指す」 キャニオンルート一般開放も延期決定で
能登半島地震で鉄橋に被害のあった黒部峡谷鉄道は7日,今シーズンの全線開通を延期し「10月1日ごろを目指す」と発表しました。
これにともない、「黒部宇奈月キャニオンルート」の一般開放も延期が決まり県内の観光地からは落胆の声が上がっています。
2024年1月の能登半島地震で黒部峡谷鉄道は、宇奈月駅からおよそ14キロ上流にある鐘釣橋が被害を受けました。
枕木が壊れ鉄骨の橋げたがゆがんでいるのがわかります。
黒部峡谷鉄道は近くにある東鐘釣山の山頂付近で落石が起きたとみていて、今後、落石防止の工事を行ったうえで9月末までに橋の復旧工事を行うとしています。
このためトロッコ電車は今シーズン、宇奈月駅と猫又駅までの区間は4月20日ごろに営業を開始しますが、欅平駅までの全線開通については10月1日ごろを目指すとしています。
これにともない県は、2024年6月に予定していた「黒部宇奈月キャニオンルート」の一般開放を10月1日頃に延期すると発表しました。
黒部宇奈月キャニオンルートは、欅平と黒部ダムを結ぶ工事用ルートを観光用に整備したもので、新たな観光の目玉として期待されています。
一般開放の延期に県内の観光地では落胆の声が上がっています。
宇奈月温泉の女将たちで作る会の濱田昌子会長です。
宇奈月温泉女将の会「かたかご会」濱田昌子会長
「すごいショックではありますので、自然の醍醐味を味わってもらうために、安全な運行されてこそのトロッコですので、これも大事な時期という風に考えます」
その上で、8日から予約が始まる北陸応援割や、北陸新幹線の敦賀開業にも期待したいと話しました。
濱田会長
「キャニオンルートはこういう状態にはなりました、しかしながら敦賀まで延伸というまた大きな交流が始まります。ぜひ皆さんには期待を持ってお越しいただければというふうに考えております」
県は2024年度のキャニオンルートの受け入れ数を、8000人あまりとしていましたが、延期によっておよそ3000人に減る見込みとしています。
これにともない、「黒部宇奈月キャニオンルート」の一般開放も延期が決まり県内の観光地からは落胆の声が上がっています。
2024年1月の能登半島地震で黒部峡谷鉄道は、宇奈月駅からおよそ14キロ上流にある鐘釣橋が被害を受けました。
枕木が壊れ鉄骨の橋げたがゆがんでいるのがわかります。
黒部峡谷鉄道は近くにある東鐘釣山の山頂付近で落石が起きたとみていて、今後、落石防止の工事を行ったうえで9月末までに橋の復旧工事を行うとしています。
このためトロッコ電車は今シーズン、宇奈月駅と猫又駅までの区間は4月20日ごろに営業を開始しますが、欅平駅までの全線開通については10月1日ごろを目指すとしています。
これにともない県は、2024年6月に予定していた「黒部宇奈月キャニオンルート」の一般開放を10月1日頃に延期すると発表しました。
黒部宇奈月キャニオンルートは、欅平と黒部ダムを結ぶ工事用ルートを観光用に整備したもので、新たな観光の目玉として期待されています。
一般開放の延期に県内の観光地では落胆の声が上がっています。
宇奈月温泉の女将たちで作る会の濱田昌子会長です。
宇奈月温泉女将の会「かたかご会」濱田昌子会長
「すごいショックではありますので、自然の醍醐味を味わってもらうために、安全な運行されてこそのトロッコですので、これも大事な時期という風に考えます」
その上で、8日から予約が始まる北陸応援割や、北陸新幹線の敦賀開業にも期待したいと話しました。
濱田会長
「キャニオンルートはこういう状態にはなりました、しかしながら敦賀まで延伸というまた大きな交流が始まります。ぜひ皆さんには期待を持ってお越しいただければというふうに考えております」
県は2024年度のキャニオンルートの受け入れ数を、8000人あまりとしていましたが、延期によっておよそ3000人に減る見込みとしています。