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黒部峡谷鉄道 損傷した橋の修繕めど立たず 地震の影響か

2024年2月5日 11:54
黒部峡谷鉄道 損傷した橋の修繕めど立たず 地震の影響か
能登半島地震の影響とみられる落石で損傷した黒部峡谷鉄道の鐘釣橋は、現在も修繕のめどが立っておらず、2024年春のトロッコ電車の運行再開は遅れる見通しです。

4日、上空から撮影した鐘釣橋です。宇奈月駅からおよそ14キロ上流の鐘釣駅の近くにあります。落石の被害は1月5日に分かりました。枕木が壊れて鉄骨の橋げたがゆがみ、橋を支える橋台の被害もありました。

黒部峡谷鉄道によりますと、積雪の影響などで修繕の計画を立てるための調査も進んでおらず、5月1日に予定している鐘釣駅までの運行再開と、5月10日に予定している終点欅平駅までの全線開通は遅れる見通しとなっています。

また、2024年6月に一般開放される予定の欅平駅と黒部ダムを結ぶ、黒部宇奈月キャニオンルートの旅行商品の販売は、1月29日から始まる予定でしたが、県は開始を延期しています。
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