富山大学の入学式が5日、富山市で行われ、新入生2400人余りが希望を胸に新たな学生生活への一歩を踏み出しました。

上野キャスター「青空が門出を祝福しています。入学の喜びに新入生は笑顔です」

入学式では齋藤　滋学長が、学生生活を通して学びを深めるよう新入生を激励しました。

学長式辞「現在の世界状況は極めて不安定であり、紛争が各地で起こっており、経済的にも不安定な状況です。このような時期を乗り越えるために総合知を習得し、種々のストレスに対して柔軟に対応し、個人戦ではなく団体戦で試練に打ち勝っていただきたいと思っています」

県内外から進学した新入生たちは、それぞれの目標を抱きこの日を迎えました。

北海道出身　薬学部
「薬の富山っていうのを色々聞いて、それで自分も成長したいなと思ったので富山大学に決めました。（薬剤師）不足という問題に対して、自分のできるだけのことをして、問題解決のために貢献したいと思っています」

長野県出身　都市デザイン学部
「富山県自体に興味があって、富山大学を見たときに、都市デザイン・都市開発を学べるのに興味がある。近くに海もあり、山もあり、富山市って路面電車も通っていて、そういうところにも都市開発に力を入れているので興味を持ちました」

富山県内　理学部
「私は学芸員になるのが夢で、学芸員の資格取ったりとか自分の好きな研究とかしてみたいと思って理学部を志望しました。サークルや普段の授業とか、自分が経験したことがないことをたくさん経験したいなと思っています」

富山大学ではこの春、9つの学部と大学院合わせて2422人が新生活をスタートさせます。