カターレ富山 格上山形に逆転で今季初勝利
サッカーJ3のカターレ富山は13日夜、ルヴァンカップでJ2の山形と対戦し、延長戦の末、逆転で勝ちました。
劇的な勝利となった熱戦を振り返ります。
リーグ戦、天皇杯と並ぶ国内三大タイトルの一つルヴァンカップは今シーズンより、J1からJ3の全60クラブが参加。
初出場のカターレは13日夜の1回戦でJ2山形と対戦しました。
過去6度対戦し、一度も勝ったことがない格上の山形に対し、カターレは粘り強い守備からリズムを作り、相手ゴールを脅かします。
後半41分にはゴール前の混戦から富山第一高校出身のFW碓井が決定的なチャンスを迎えますが、惜しくも枠の外。
両チーム無得点のまま、勝負は延長戦へ。
延長前半2分、山形に先制を許したカターレですが、ここから怒涛の反撃を見せます。
延長後半6分、碓井の鮮やかなボレーシュートで試合を振り出しに戻します。
さらに3分後、今シーズン初出場の伊藤が豪快なミドルシュートを決め土壇場で逆転!
J2山形との激闘を制したカターレが、今シーズン、公式戦で待望の初勝利をあげました。
小田切監督
「今シーズンの公式戦で初勝利ということは、それだけで収穫だと思いますし、普段出ていなかった選手が活躍したこと複数得点で勝とうという(プランを)実際に成し遂げたので、すごく大きな意味がある1勝だと思います」
碓井選手
「この勢いでリーグ戦も複数得点で勝っていければいいかなと思います」
4月のルヴァンカップ2回戦では、J2の清水エスパルスとホームで対戦します。
週末のリーグ戦にも弾みをつける大きな1勝でした。