ヨネックス 立山町に新工場 バドミントン用品生産へ
大手スポーツ用品メーカーのヨネックスがきょう、立山町にバドミントン用品を生産する工場を建設すると発表しました。
再来年の完成を目指します。
ヨネックス アリサ・ヨネヤマ社長「より多くのお客様に製品を安定して持続的に届けられるように、このたび富山県立山町に新工場を建設することを決めました」
立山町と、東京に本社を置くヨネックスはきょう工場建設についての進出協定を結びました。
新工場では、バドミントンのラケットとストリングと呼ばれるラケットに張る糸を生産します。
記者「立山インターにほど近い県道3号沿いにヨネックスの工場が建設されます。現在、造成に向けた準備が行われています」
建設地は、立山インターチェンジの出入り口から南へおよそ800メートルにある町の産業用地です。
2万6000平方メートルあまりの敷地に2階建ての工場を整備し新潟県と埼玉県に続く3か所目の生産拠点とする計画です。
来年の着工、再来年の完成と稼働を目指します。
立山町への進出理由については、既存の工場などからのアクセスの良さや富山にバドミントンが根付いていることなどを挙げていて、会見には地元のトナミ運輸バドミントン部の選手らがゲストで出席しました。
従業員は100人の規模とする見込みで、うち80人程度を地元で採用する考えです。