北陸電力 馬場島発電所で仮設クレーンの部材が当たり作業員死亡
18日、上市町の北陸電力馬場島発電所で、倒れてきた仮設クレーンの部材の下敷きになり作業をしていた男性が死亡しました。
警察と北陸電力などによりますと、亡くなったのは長野県飯田市の建設会社社員 鳥居智和さん(46)です。
18日午後3時40分ごろ、上市町伊折の北陸電力馬場島発電所で、仮設クレーンの解体作業中に、長さ約9メートル、重さ約5トンのクレーンの鉄の部材が倒れ、鳥居さんが下敷きになりました。
鳥居さんは頭などにけがをして、午後5時前に到着したドクターヘリの医師により死亡が確認されました。
馬場島発電所では2020年から改修工事をしていて、仮設クレーンは工事用の資材を運ぶために設置していました。当時、鳥居さんをふくむ5人で解体作業をしていたということです。
警察が死因や事故の原因を調べています。