●今週もしばらく忙しい天気変化　あす22日(火)は午後ほど強雨も
●水曜の雨上がりから冷たい北風　木曜朝はグッと冷える
●週末は再び天気下り坂　南の海上で発生する台風により日本付近では前線発生か
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週末から天気が忙しく変化しています。
19日(土)は前線通過で県内は激しい雨や雷などがあり、20日(日)は前線が通り過ぎた後、寒気の流れ込みに伴うすじ状の雲が日本海などに現れ、札幌で初雪、初冠雪など、北日本は冬の便りが続々。県内も晴れたものの冷たい北風で一気に空気は冷えてきました。
そして、きょう21日(月)は、西から次の気圧の谷の雲が近づき、また曇りがちの天気となり、所々にわか雨もありました。

あす22日(日)は、その気圧の谷の中で発生する低気圧が近づき、さらに低気圧に向かう湿った空気の流入も強まっていきます。このため、日本海側を中心に午前中から雨が降りやすい所もあり、午後、特に夕方から夜ほどより県内広く天気がぐずつき、強く、もしくは激しく雨が降る所もありそうです。

あす22日(火)は、朝の冷え込みは弱い見込みですが、天気がぐずつくことで、日中の気温上昇が鈍い見込みです。雨により、体感的な肌寒さは増してくるため、少しでも雨に濡れないよう、しっかり対策をお願いします。

その後も小刻みな天気変化で、あさって23日(水)は日中から、再び雨上がりからの冷たい北風が吹き、木曜日の朝はグッと冷え込む予想。激しい気温変化にも注意が必要です。そして、次の週末もまた、天気下り坂の見通しですが…

その週末の天気の崩れは、台風が関係するかもしれません。フィリピンの東の熱帯低気圧が、まもなく台風に発達の見通しで、

今後はフィリピン北部付近を通過、と日本に迫る雰囲気はないものの、南の夏の空気が盛り返すことで、秋の空気との間で発生する前線が、週末の県内の天気をぐずつかせることになりそうです。

あさって23日(水)は朝までぐずつきますが、午後は天気回復へ。しかし秋晴れは長くは続かず、週末は再び下り坂、と小刻みに天気が変わりそうです。また、水曜日の雨の後は、再び冷たい北風が吹き、木曜日の朝はグッと冷え込むなど、激しい気温変化となるため、体調を崩さないようにも十分ご注意下さい。

（KRY山口放送 気象予報士 山本昇治）