【山口天気 夕刊12/5】あす6日(水)は午前は晴れ間も夜は大粒の雨や雷に注意 雨の後でも寒気流入はなく 週末にかけて季節外れの暖かさへ
きょう5日(火)の山口県は、九州の南を通過した低気圧や前線の影響で、瀬戸内側ほど雲が厚く、県東部では弱い雨の所もありました。
この低気圧は、あす6日(水)には東に離れていく見通しですが、今度は朝鮮半島から日本海へと進んでくる低気圧や気圧の谷の影響を、県内は受けやすくなってきます。
今夜の山口県は次第に雲の隙間が多くなり、あす6日(水)の朝はシッカリ晴れそうですが、日中は次第に雲が増え、夜9時頃から天気が崩れ始めます。
雨は降り始めると大粒の雨となったり、雷を伴う心配もあるため、外出時に傘を用意する対策よりも、夜は可能な限り早めの帰宅などを心がけていく方が良いと思います。
なお、昼間は南風により、最高気温は17~18度くらいの所が多くなるなど、まずまずの過ごしやすさとなりそうです。
せっかく雨が降るなら、ダムの水不足解消まで願いたいところですが、木曜日の夜明け前までに雨雲は県内を通り過ぎる予想で、雨が降る時間は短く、今週後半は南から高気圧に覆われる気圧配置になることで、暖かい南からの空気が流れ込み、日に日に気温上昇。
週末には山口市内の最高気温が20度に達する可能性もあるなど、師走にしては季節外れの暖かさになる、と見込んでいます。
ただ、来週初めのぐずつく天気の時には、また少し寒さが戻る可能性もあります。
暖かくなるのは少しホッとできる面もありますが、そこから再び寒くなった時に、いっそう体に堪えますので、シッカリ体調を整えておく心がけをお願いします。
(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)