【山口天気 夕刊3/13】あす14日(金)もサクラ咲き進む季節の暖かさ しかし週末の雨を境に来週にかけて強い寒の戻りへ

●サクラサク季節間近…県内はおよそ2週間後には開花し始める予想
●あす14日(金)は安定した晴天 昼はサクラ咲き進む頃の暖かさ
●週末は天気が大きく崩れるとともに気温急降下…強い寒の戻りに
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きょう13日(木)は公立高校の合格発表のニュースがありました。合格された皆さん、おめでとうございます。
さて、実際にはいつ頃、サクラサクとなるのか…民間気象会社各社における下関の気象台のサクラを対象にした最新の開花予想では、先週に寒の戻りがあったことで、先月にお伝えした予想よりは少し後ろ倒しとなり、平年の3月26日と同じくらいか少し平年より遅めの見通しです。
それでも、あと2週間後には次第に咲き始めて、4月の最初の週末頃から見頃になってくる、ということで、サクラ咲き誇る季節は着々と近づいてきています。お花見の予定など、そろそろしっかり立てておきたいところです。
そして、あす14日(金)も、サクラの季節に大きく前進するような暖かさに。
高気圧にしっかり覆われ、日ざしタップリの陽気となり、山口市内では最高気温が20度に迫るくらいにもなりそうです。
ただ、サクラの季節の前に少々大きな試練が、今週末からやってきます。
九州南岸を進む低気圧の影響で週末は天気が大きく崩れていき、低気圧の発達で日曜日ほど風も強まる予想。さらに、雨が降り始めてからはガクッと気温が下がっていき、来週初めにかけて強い寒の戻りにもなってきます。
今の暖かさからの急な気温変化に、この先、十分注意が必要です。
あす14日(金)は、朝は少し雲が広がる所がありますが、日中、特に午後ほどスカッと晴れ渡る空になるでしょう。朝は少し空気はヒンヤリですが、日中の気温は広く15度を超えて20度に迫る所もあるなど、サクラ咲き進む季節の暖かさが続きます。
スギ花粉の飛散は、まだ収まる兆しが見えず、あす14日(金)も暖かさ増すほど、極めて多く飛ぶ所が多くなりそうです。また、ごくわずかですが、ヒノキ花粉も交じる可能性があります。
土曜日の午後から日曜日にかけて天気が大きく崩れ、時折本降りの雨になるとともに、風も強まって雨が斜めから降りこむこともありそうです。
雨を境にガクッと気温が下がり、強い寒の戻りに…来週も前半は変わりやすい空模様と、2月並みの寒さが続くでしょう。
(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)