JR山口駅売店閉鎖「事前に説明がなかったことは遺憾」県議会一般質問でも質疑
ことし9月末にJR山口駅の売店が閉鎖されたことなどを受け山口県は「JR側から山口市に対して事前に説明がなかったことは遺憾」との見解を示しました。
(観光スポーツ文化部 京牟礼 英二部長)
「事前に山口市にも十分な説明がないまま山口駅の売店の閉鎖やコインロッカーの撤去などが行われたことについては県としても遺憾であると受け止めている」
これは7日開かれた県議会一般質問で答えたものです。
県庁や山口市役所の最寄り駅でもあるJR山口駅。ことし9月末、駅の構内にあった売店=「おみやげ街道山口店」は売上の減少を理由に閉店。
また、コインロッカーも撤去されていて、利用者からは「不便」との声があがっています。
県は、「地域に影響を及ぼす管理方法の変更については事前に地元の市町と協議をし、十分に配慮した対応を行うようJRに対して働きかけていく」との考えを示しました。
この件については、今月4日、山口市議会一般質問でも取り上げられていて、山口市は「JR西日本や出店希望者に必要な支援や協力を行いたい」などと答弁しています。