●猛暑止まらぬ県内…山口市内は10日連続猛暑日で 人間の平熱の体温超えの日も連発中
●あす7日(水)…二十四節気「立秋」を迎えても 一段と厳しい猛暑に
●8日(木)には最高気温39度予想も…県内の観測史上最高気温記録の更新もあるか？
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猛烈な暑さが止まらない県内…きょう6日(火)は岩国方面など一部で夕立はあったものの、全般には灼熱の太陽が主役の空で、各地で猛烈な暑さが続きました。山口市内では10日連続の35度以上の猛暑日…さらに、37～38度と人間の平熱の体温超えの日も連発している、ということが、異例中の異例の暑さ、という状況でもあります。

連日の暑さで地面がどんどん熱くなっていること、さらに、引き続き夏空をもたらす高気圧も勢力が強いことに加え、今、もう1つ気がかりなのが日本の南の熱帯低気圧…南の湿った空気を日本列島に送り込んで、夕立を起こりやすくする、という側面もありますが、日本の南で気圧が低くなるぶんを補うように、さらに高気圧の勢力を強めて、より熱い空気が日本付近に閉じ込められることで、猛暑に、さらに拍車がかかる可能性が出てきました。

あす7日(水)は二十四節気の「立秋」で、暦の上では秋に入りますが、暑さはいっそう猛烈なものに…8日(木)にかけて、最高気温は38～39度という、県内の過去の最高気温記録を塗り替えるほどにもなる可能性が出てきています。体調の不安を感じたら躊躇なく、しっかり身体を休める、など、尋常ではない暑さから出来る限り最大限の身を守る生活でしのいでください。

あす7日(水)も、まだまだ灼熱の太陽と、猛烈な暑さは止まらず。山口や広瀬は、最高気温38度を見込んでいます。山間部は一部、夕立の可能性もありますが、それよりも体力を消耗する猛暑の方に、十分警戒をお願いします。

熱中症警戒アラートは、あす7日(水)で18日連続になります。引き続き、出来るだけ体力消耗を防ぎながら、健康第一の生活を心がけましょう。

8日(木)は、山口市内で最高気温39度もうかがう可能性…県内における猛暑の記録を更新することになるかもしれません。その後、猛暑の頂点は過ぎても、まだ当分は体温超えの猛暑は止まらないまま、お盆に突入していきそうです。
また、夏空が広がる日も続きますが、度々夕立にも注意が必要、と見込んでいます。蒸し暑さが厳しくなるほど、急な入道雲発達による天気の急変にも、気を付けながら過ごしましょう。

（KRY山口放送 気象予報士 山本昇治）