上関町ではきょう使用済み核燃料の中間貯蔵施設と、原子力発電所の建設に反対する抗議集会が開かれました。

東日本大震災から14年…、つまり…福島第一原発事故からも14年が経つことになります。

中国電力の上関原発準備事務所前にはきょう、計画に反対する住民らおよそ50人が集まりました。

東日本大震災が発生した午後2時46分…全員が福島県の方向を向き黙とうを捧げました。

福島第一原発事故後、原発依存度を可能な限り低減するとしていた国は、新たなエネルギー基本計画で「原発回帰」に大きく舵をきっています。

（上関原発を建てさせない山口県民連絡会議　小中進田布施町議）
「原発のない、自然を守る、そのためにみなさんと一緒にきょうは3.11福島の皆さんの思いを心にしっかり刻んでしっかりがんばっていこうではありませんか」

市民団体は今月22日、原発や中間貯蔵施設への反対を訴える集会を山口市で開く予定です。