コロナ特例の雇用調整助成金 防府市の運送業者が3500万円を不正受給~山口労働局発表~
山口労働局は、防府市の運送業者がコロナ特例の雇用調整助成金を不正に3500万円あまり受け取っていたと発表しました。
山口労働局によると、この運送業者は休業していないにもかかわらず新型コロナによる影響で休業したと虚偽の申請をして2020年8月から2年あまりにわたりコロナ特例の雇用調整助成金を約3500万円受け取っていたということです。労働局は延滞金と違約金をあわせた返還を求めていて、運送業者も返還の意思を示しているということです。
コロナ特例の雇用調整助成金は通常の助成金よりも手続き緩和や助成率などの引き上げが行われました。
県内では昨年度も3つの事業所で合計7100万円の不正受給があったということです。
最終更新日:2025年1月24日 13:07