ナベヅル13羽が北帰行か…本州唯一のナベヅルの越冬地・周南市八代盆地 西に向けて飛び立つ

周南市は29日、八代盆地で越冬しているナベヅルの北帰行がはじまったとみられると発表しました。
本州唯一のナベヅルの越冬地、周南市の八代盆地には今シーズン、13羽のナベヅルが飛来してていました。
周南市鶴いこいの里交流センターによりますと29日午前8時20分ごろ、まず8羽が、監視所前の水田から、また少し遅れて5羽がそれぞれの縄張りから西方向に飛び立ったということです。
八代地区に飛来していたすべてのナベヅルが北帰行したとみられます。
北帰行したツルは天候次第では戻ってくる可能性もあるため、きょうは観察を継続するとしています。
なお昨シーズンの北帰行は3月22日でした。