3月1日から始まる春の全国火災予防運動の一環として、長門市のオープン間近のホテルで消防訓練が行われました。

訓練は長門市湯本温泉で3月15日にオープンするホテルで行われ、2階から出火し、ホテルの従業員が宿泊客の避難誘導を行う想定で始まりました。

（現場音）「火事です」

訓練では骨折した人に段ボールとガムテープで応急処置をして誘導する手順が確認されました。

続いて消防隊が到着し、逃げ遅れてやけどを負った客を救助する訓練です。

火災現場では煙を吸い込まないために、腰を低くして移動することが基本です。

そして火事が起こったときに最も大切なことは、状況やとるべき行動を的確に判断することだといいます。

（長門市消防本部　田村寿則予防課長）「判断力を養う必要があります。その判断力を養うには、こういった訓練を繰り返す。繰り返して防災意識を高める。」

（SOILNagatoyumotoエリアマネージャー　黒木涼さん）「我々が想定している以上に下準備が必要と痛感しました。実際に火災が起こった時の行動はもちろん、日々の業務で気を配る必要があるか意識しながら運営をしたい。」

春の全国火災予防運動の期間は3月1日から7日までです。