【山口天気 朝刊2/20】朝は底冷えが一層強く 一日凍える寒さに 連休が明けると寒さは緩み 季節は春へ進む見通し
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●朝の気温は広く0度を下回り、一層厳しい冷え込みに
●きょう20日(木)も冷たい北風が流れ込み、一日凍える寒さ。山間部では、時折雪の舞う時間も
●連休が明けると寒さは一気に緩み、季節は春へと進み始める見通し
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現在の気温です。山間部では水道管凍結のおそれもある、厳しい冷え込み。
その他の各地も、広く0度を下回り、底冷えが一層強くなっています。
この冷え込みの原因は、上空に長く居座る強い寒気と放射冷却によるものです。
上空に寒気があることで、北風が強く吹き、日本海側には雲が流れ込み続けています。
ただ九州付近は晴れのエリアが広がっていて、この時間、県内は晴れているところが多く、放射冷却の働きが強くなっています。
きょう20日(木)も、日本付近は強い冬型の気圧配置。
等圧線が縦に伸びて、引き続き北風が流れ込みやすくなります。
冷たい北風できょう20日(木)も気温の上がり方が鈍く、山口市の日中の最高気温は7度に止まる予想です。
空気の乾燥も続いています。火の元の注意も入念に。また受験生の方は喉のケアや防寒対策をしっかり行って、体調を崩さないようして下さい。
あさって22日(土)から3連休が始まりますが、上空にはまだ強烈な寒気が居座り、身体に堪える寒さが続く予想です。連休が明けると寒さは一気に緩み、長丁場の寒波もようやく治まると見込んでいます。
県内も朝から晴れるところが多くなりそうです。山間部では雲が多く、時折雪の舞う時間もあるでしょう。
日中の最高気温は各地7度前後。
朝の冷え込みが強い分、日中との寒暖差が大きくなります。しっかり身体を暖めて、風邪の予防も入念に行いましょう。
あす21日(金)もしっかり日ざしが届くでしょう。
週末の3連休は、比較的雲が多く、特に連休最終日の24日(月)は市街地でも、雪が舞うタイミングがありそうです。
連日凍える寒さが続きますが、3連休明けの来週25日(火)から日中の最高気温は2ケタとなり、季節は春へと進み始める見通しです。
花粉情報です。
山口市内や柳井でも、花粉の飛散量がやや多くなります。
まだ厳しい寒さが続きますが、しっかり対策を行っていきましょう。
(KRY山口放送 気象予報士 秋山幸輝)