映画館の復活へ!地元の小中学生がエントランスホールの壁をリニューアル(山口・周南市)
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映画館のない山口県周南市にこの春、映画館が復活します。
オープンを前に24日、地域の人たちの手でエントランスホールのリニューアルが行われました。
周南市の中心商店街にある休館中の映画館「シネマ・ヌーヴェル」。4月の再オープンに向けて地域の小・中学生がエントランスホールの壁にペンキで模様をつけてきます。
この映画館の前身となる「テアトル徳山」は1967年に営業を始め、2003年からは県内初のミニシアター「シネマ・ヌーヴェル」となりました。しかし近郊に大型映画館ができたことなどから2005年休館に…その後は貸しホールとして運営されていました。
休館中も有志の団体がこの場所で上映会や映画祭など開催。周南市の映画文化を絶やさないよう活動を続け、去年9月運営会社の「毎日興業」が映画館の再開を決めました。
その話を聞いた映画祭のメンバーたちが協力しようと運営協力会議を設立。これまで、クラウドファンディングやイベントを開催しオープンに向けて準備を進めています。
(シネマ・ヌーヴェル運営協力会議 大橋広宣 代表)
「映画の町だった徳山をもう一回映画で元気にしたい、そういう思いでとてもいまワクワクしているし、助けにサポートになれば」
(運営する毎日興業 山門功 参与)
「映画館もうやらないのと色々言われて、自分の中でもやりたいとあったので、映画館はあまり利益にならなかったことがあったので、今回はイベントの出来る映画館という事で再出発する」
シネマ・ヌーヴェルは3月7日プレオープン。4月から再オープンを予定しています。