山陽新幹線が全線開業50周年 新山口駅で記念式典
こちらは今から50年前の映像です。
夢の超特急と呼ばれた新幹線が新大阪・博多間の全線で開業したときの様子を写したものです。
きょうで、その全線開業からちょうど50年を迎え記念式典が行われました。
( 園児が新幹線出迎え)
「きたよ~、前見て」「ほらきたよ~」
山口市の新山口駅では関係者が出席して記念式典が開かれ、JR西日本の広岡研二広島支社長は「引き続き安全安定輸送に努める。 これからも多くの方にご利用いただきたい」と挨拶しました。
山陽新幹線は「ひかりは西へ」をキャッチフレーズに大阪以西へ徐々に延伸し、いまから50年前の1975年3月10日新大阪・博多間の全線が開業しました。
夢の超特急と呼ばれた当時は最高時速210キロで新山口・東京間は6時間かかっていましたが現在は、最高300キロで最短4時間21分にまで短縮しています。
これまでにのべ30億人が利用したということです。
(JR西日本 広岡研二支社長)
「新幹線の停車駅、拠点と拠点の時間的距離を短くしたことで貢献できたのでは」
「客が予定を立てやすいよう正確に運行することに努めたい」
きょうはちかくの園児もかけつけ、新幹線の出発を見送りました。
来年秋にはJR各社が山口県をPRするデスティネーションキャンペーンが行われるほか大阪・関西万博にあわせて山陽新幹線では来月12日から人気漫画=ワンピースがデザインされた車両が運行するということです。