パリ五輪でWメダル フェンシング加納虹輝選手が第2のふるさと岩国に凱旋
パリオリンピック・フェンシング個人で金、団体で銀メダルを獲得した加納虹輝選手が、19日、高校時代を過ごした岩国市に凱旋しました。
(加納虹輝選手)
「ここに帰ってくると高校3年間しかここに住んでいないがそれでも地元に帰ってきたと思いますし岩国ならではの安心感があります。(メダル2枚を)岩国市に持って帰ってこれたのはフェンシングやってきてよかった」
加納虹輝選手は先ほど、岩国市内で記者会見を開き、「第2のふるさと」である岩国への思いをこう話しました。
岩国工業高校出身の加納選手は、パリオリンピックの男子エペ個人で金メダルを獲得。
個人での金メダル獲得は日本勢初の快挙です。
また、エペ団体でもエースの役割を果たし、銀メダルを獲得しています。
オリンピック期間中、パリから遠く離れた岩国市では、加納選手の恩師=本間邦彦さんらが声援を送り続けていました。
(加納虹輝選手)
「山口県そして岩国市の皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです本間先生には今回も結果で恩返しすることができてとても嬉しく思う」
岩国市では今月23日からエペの全国大会「加納虹輝杯」が開かれ、加納選手もエキシビションマッチなどに登場します。