大切に育てた“春の女神” 周南・八代小の児童がギフチョウを放つ
周南市八代で11日、地元の小学生が大切に育ててきた“春の女神”ギフチョウを放ちました。
こちらがギフチョウです。
模様が美しく春先の短い間しか見ることができないことから”春の女神”とも呼ばれています。
八代小学校では、ふるさとを学ぶ活動の一つとして34年前からギフチョウの飼育・放蝶に取り組んでいます。
(児童たち)
「そんな感じで持たないであとぼとって落とさないでちゃんと優しくもってあげて」
元気に育ってほしい”と子どもたちは1年間毎日かかさずお世話しました。
今年は、およそ50匹のギフチョウを八代の空に放ちました。
(児童)
「今まで育ててきてさみしいけど、八代で育ってくれることがうれしい」
「遠くにも飛んでほしいし、八代のいろんなところをギフチョウに知ってほしい」
きょう放たれたギフチョウはすでに卵を産んでいて、ことしも子どもたちが大事に育てていきます。
なおギフチョウは特に保護が必要な指定希少野生動植物種に定められていて新たな捕獲は禁止されています。