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県の水道管補修完了 能登島にも送水開始 50日ぶりの水に安堵の声

2024年2月22日 18:42
県の水道管補修完了 能登島にも送水開始 50日ぶりの水に安堵の声

県が管理する水道管の補修がすべて完了し、けさ、七尾市能登島に水が送られました。一部の住宅ではおよそ50日ぶりに水が出たと安堵の声が聞かれました。

NNN取材団・森永航介記者
「あちらが七尾湾にある能登島です地震以降断水が続いていますがけさから島に向けた送水が始まりました」

午前9時ごろ、七尾市能登島にある水道施設では、職員が水道管に水を通す作業を行っていました。

県の水道管は地震で複数の箇所が壊れ、金沢にある調整池から七尾市までのおよそ120キロで水を送れなくなりました。

その後、先月29日までに七尾市の藤橋供給点までは復旧したものの、能登島須曽供給点までのおよそ10キロの点検や修理が続いていました。

七尾市の担当者:
「バルブを開けて漏水を確認大丈夫なら先に進む作業」

午後、島の一部の住宅では、水が出るようになっていました。

Qこのお風呂に入るのは約50日ぶり?
能登島の住民:
「50日ぶりですかね水がいちばんお金より大事」

一方で、すべての住宅で水が出るようになったわけではありません。
県の水道管は全て復旧しましたが、市が管理する水道管の修理や点検は続いています。

能登島の住民:
「まだ(水は)来てないねきょうあたり来るって言っていたけどね」
「せめてトイレだけでも(復旧)してくれたらいいのになと思う」

能登島を含む七尾市の断水は、来月にはすべて解消する見込みだということです。

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