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被災地の"要配慮者"受け入れ厳しく...「福祉避難所」全体の約2割にとどまる

2024年1月21日 12:20
被災地の"要配慮者"受け入れ厳しく...「福祉避難所」全体の約2割にとどまる
能登半島地震で被害の大きかった石川県内の7市町で高齢者や障がい者など配慮が必要な人を受け入れる「福祉避難所」の開設が2割にとどまっていることがわかりました。

「福祉避難所」は一般の避難所では生活に支障が出ることが考えられる高齢者や障がい者などの要配慮者の受け入れを想定し、自治体が福祉施設と協定を結ぶなどして確保します。

【福祉避難所・石川県内7市町の開設状況(20日現在)】
■輪島市 26施設中7施設
■珠洲市 7施設中1施設
■七尾市 24施設中3施設
■羽咋市 13施設中4施設
■能登町 5施設中2施設
■穴水町 3施設中1施設
■志賀町 8施設中2施設

7市町の86施設のうち福祉避難所を開設できたのは20施設で、全体の2割ほどにとどまっています。

自治体の担当者は開設できない理由として、施設の安全が確保されていないことや職員が避難していて受け入れ体制が整っていないことなどを挙げています。
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