過去最高20万円 復興願う「福幸」スイカ 売り上げの一部は寄付
「金沢すいか」の初競りが7日朝行われ能登の復興支援を目的に用意されたスイカに20万円の高値がつきました。
JAでは県内産の大玉スイカのうち最大の産地金沢市で生産されたものを「金沢すいか」としてブランド化しています。金沢市中央卸売市場では、7日朝、1094玉が初競りにかけられました。中でも注目は能登の幸福と復興を願って「福幸」の文字を入れたプレミアムのスイカです。
「復興スイカ 行きます16番、20万!」
大手スーパー「バロー」が2玉入り1箱を過去最高の20万円で競り落としました。
バロー 果物チーフバイヤー 柴田一人さん:
「地域の皆様のインフラを守る仕事をしておりますので、今回のおいしい金沢スイカをたくさん販売してですね、少しでも復興に協力したいと思っております]
JA金沢市スイカ部会ではこのスイカの収益とネット通販で販売するスイカの売り上げの一部を能登に寄付するということです。ことし「金沢すいか」は例年並みのおよそ78万玉を見込んでいます。