金沢でことし一番の暑さ 猛暑日手前の能登ではボランティアが復旧活動に汗
3日の石川県内は高気圧に覆われて朝から気温が上がり金沢などではことし一番、猛暑日一歩手前の暑さとなりました。
大河内陽太アナウンサー
「ことし一番の暑さを記録した金沢市の香林坊に来ました。手元の温度計では35.3度を示しており、風が吹いても涼しさは全くありません。汗が身体からしみだして来るようなそんな暑さです」
日中の最高気温は金沢、小松で34.9度、かほくで34.0度など、県内11の観測地点のうち、7か所でことし一番の暑さとなりました。
観光客
「めっちゃ熱いです。じめじめしてます。歩いててべたべたする感じ」
「きのうの雨傘がきょうは日傘になりました」
輪島も最高気温が33.1度とことし一番の暑さに。
こうした中でも地震からの復旧に向けたボランティア活動が行われていました。
東京からのボランティア
「太陽出ていないのは助かるんですけど、湿度が高いので、すぐジトって汗が出てきて」
熱中症対策として飲み物や保冷剤が配布されたほか、休憩は30分に一度とり、体調に異変を感じたらすぐに作業をやめるよう呼びかけられていました。
一方、この後は大雨への備えが必要です。
県は大雨の対応に向けた会議を開き、今後の気象状況などについて情報共有を図りました。
気象台によりますと、梅雨前線が北陸地方を南下する影響で県内では3日遅くから4日明け方にかけて警報級の大雨となるところがある見込みです。
4日午後6時までの24時間で降る雨の量は多い所で加賀 100ミリ能登 60ミリと予想されています。
気象台では土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒を呼びかけています。