”プッシュ型支援”終了へ 今後は市町での調達に「自分たちの町を自分たちの形で」
県はきょう開いた、災害対策本部員会議で、奥能登への物資の調達について、国からのいわゆる「プッシュ型」の支援が今週末で終了すると発表しました。
これは馳知事がきょうの会議で明らかにしたものです。
奥能登への支援物資は国が自治体からの細かい要望を待たずに届ける「プッシュ型」支援で行われていましたが、来週からは県や市町単位で調達を行うことになりました。
馳知事:
「地元の方々はあらゆる形で自分たちの町を自分たちの形で再建していく」
「徐々に自分たちでできるところはやっていくフェーズに入っていく」
一方、県によりますと、仮設住宅については当初の3月中の目標を上回る4730戸が着工済みで月末までに5000戸着工のめどがついたとしています。
また、県内の住宅の被害件数は一時、8万戸を上回りましたが、詳しい調査の結果、空き家だったことが判明するなどしたため、7万4110戸と減少しました。
そして断水の戸数はきょうの時点でおよそ1万1460戸と先週の金曜日から2000戸あまり減っています。