「早くお風呂にはいれるように復旧進める」和倉温泉で配湯管点検始まる 地元住民や復旧事業者のために
七尾市の和倉温泉では源泉からそれぞれの旅館に温泉を送る配管の点検が始まっています。損傷部分を特定し復旧の見通しをつけたいとしています。
七尾市の和倉温泉では地震により旅館の建物が損傷するなど被害が確認され、現在22全ての旅館で観光客の受け入れを停止しています。一方、和倉温泉のシンボルである温泉をいち早く復旧しようと旅館に温泉を送る配湯管の点検が31日から始まりました。和倉温泉の源泉は無事で点検では専用の機械で配湯管に空気を送り込んで配管に損傷があるかを確認することにしています。
■和倉温泉旅館協同組合平野 正樹 事務局課長
「まだ観光客は来られないがまずは復旧事業者地元の住民が早くお風呂に入れるようにがんばって復旧を進めていきたい」
和倉温泉旅館協同組合によりますと今後は詳しい点検を実施したうえで配湯管の損傷部分を特定し復旧の見通しをつけたいとしています。