“地震”や“豪雨”の課題教訓に 石川県警 災害対応の体制見直し 初動中心に強化
去年の能登半島地震や奥能登豪雨では、道路が大きな被害を受け、被災地に辿り着くまでに時間がかかったことや現地のマンパワー不足などが課題となりました。
これを受け、石川県警では災害対応の体制を見直し、災害が発生した際に、通行可能な道路を把握するための専属班を交通部内に設けることを決めました。
また、これまでは被災地の警察署からの要望に合わせて応援の人員などを送っていましたが、今後は要望を待たずに本部などから人員を送る「プッシュ型」で、体制を整えます。
石川県警では、他にも交番や駐在所員の救出や救助の能力を高める訓練や、地域の防災力向上のために住民と連携した訓練を計画しているということです。
最終更新日:2025年2月28日 11:50