仮設での孤立どう防ぐ? 知事視察 「集まる場所必須」
入居者の孤立が懸念される仮設住宅暮らし。輪島市に集会所が併設された仮設住宅が完成し、馳知事が視察に訪れました。先月20日に完成した、輪島市三井町の仮設住宅。木造長屋型のものが68戸。
そして、併設して作られたのが…
馳知事:「これはいいな」「介護のリハビリくらいできそうな気がするな」
木造長屋型の仮設住宅としては初めて作られた、入居者用の集会所です。キッチンや相談スペースも用意されていて、入居者どうしの交流の拠点として、仮設住宅で課題となっている孤立の解消に期待がかかります。
「やっぱり狭い部屋に一人でいたりするより、ここでのんびりしゃべる。パブリックビューイングでね、大の里の時でもみんなここで集まって、バンザイして」
「安心してここで集まることができる場所になればいいと思いますし、集会所の機能を持つ場所は必須だと思いますので、今後も市町と検討していきたいと思います」
必要とされる仮設住宅の9割以上の戸数で工事が始まっていて県では8月末までには希望者全員が入居できるよう整備を進めています。