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戦闘機の飛行差し止め求め 騒音被害訴え小松基地の周辺住民らが「第7次訴訟」

2024年6月6日 18:40
戦闘機の飛行差し止め求め 騒音被害訴え小松基地の周辺住民らが「第7次訴訟」
航空自衛隊小松基地の周辺住民らが騒音被害をめぐり、国に戦闘機の飛行差し止めなどを求めた「第7次訴訟」が始まり、双方が争う構えを見せました。

訴えを起こしているのは、小松基地の周辺住民ら、1510人です。
訴えによりますと、住民側は自衛隊の違憲性や騒音による健康被害などを理由に、自衛隊機と米軍機の飛行差し止め、原告団1人当たり月4万8000円の損害賠償を求めています。

6日に開かれた第1回の口頭弁論では、原告側が意見陳述を行ない、「騒音のために難聴や睡眠妨害などを訴える人が多い」「得体の知れない不安に苛まれている」などと訴えました。

一方、国側は、戦闘機の飛行差し止めについて、「請求は不適法」だとして請求の却下を求め、争う構えを見せています。

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