石川県内の死者は94人 安否不明者は222人に 被害の全容は把握できず・・・ 能登地域の広範囲で断水も続く
能登半島地震からきょうで5日目となりました。
現時点で石川県内で亡くなった方は94人、安否不明者は222人となっています。
これまでにわかっている県内の死者はあわせて94人で輪島市では、その半数以上となる55人が亡くなっています。
ただ、いまだに孤立集落もあり被害の全容が把握できておらず、5日、珠洲市では12の地区のうち10地区で孤立が解消しました。
5日朝の時点で珠洲市では大谷町など12の地区、輪島市ではご覧の14の地区、穴水町と能登町でも孤立集落が残っていました。
このうち、珠洲市では大谷町や馬緤町など10の地区で5日、孤立が解消しました。
七尾市中島町河内も孤立が解消しています。
また、県では安否不明者の名前や住所をホームページで公開しています。
現時点で222人と連絡がとれておらず、広く情報の提供を呼びかけています。
避難生活も続いています。
避難者は輪島市がもっとも多く、155か所の避難所に1万2700人あまりが身を寄せています。
次いで珠洲市が21か所の避難所におよそ7000人、能登町がおよそ5000人、穴水町では3000人あまりが避難生活を続けています。
断水も続いています。
奥能登の2市2町に加え七尾市、志賀町、中能登町ではほぼ全域が断水していますが、自衛隊などによる給水活動が各地で行われています。