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夏の甲子園出場かけ4強が激突 神村学園VS枕崎 樟南VS鹿児島城西 決勝に進んだのは?

2024年7月25日 20:15
夏の甲子園出場かけ4強が激突 神村学園VS枕崎 樟南VS鹿児島城西 決勝に進んだのは?

夏の甲子園出場を目指す全国高校野球の鹿児島県大会は、25日、準決勝2試合が行われました。激戦を制し決勝に進んだのは?

 準決勝第1試合は、去年5月の大会から県内で負けなしの神村学園に21年ぶりにベスト4に進出した枕崎が挑みました。
 1回裏、神村学園は18歳以下の日本代表候補4番・正林のタイムリーなどで打者一巡し3点を先制するとその後も猛攻は止まらず。神村学園が10対0で5回コールド勝ち。2年連続の夏の甲子園出場に王手をかけました。

(枕崎 三嶋聖太主将)
「負けたけど最高の夏でした。(神村は)どんなに点差が開いていても全力でやってくれて、隙がないチームだった」

 準決勝第2試合は、第6シードの樟南と、ノーシードから勝ち上がってきた鹿児島城西の一戦。1回表、樟南は2アウト2塁で4番・迫山が3塁線ギリギリのタイムリーツーベースヒットを放ち、先制します。その裏、守備では2年生ピッチャーの五反田が立ち上がりをしっかりと抑えて付け入るスキを与えません。
 樟南は続く2回にも1アウト2、3塁のチャンスを作ると、9番・村上の犠牲フライで1点を追加します。
 2点を追いかける鹿児島城西は4回裏、1アウト満塁のチャンス。しかし、6番田中はサードライナーで2アウト。7番大家はレフトフライに終わりあと1本が出ません。

 樟南は7回から、準々決勝で鹿実打線を完封した犬窪がリリーフし、好投します。

 迎えた最終回、鹿児島城西の攻撃。2アウトで打席には代打・キャプテンの西。

 2点を守り抜いた樟南が3年ぶりの決勝進出。鹿児島城西の夏が終わりました。

(鹿児島城西 西 隆之介 主将)
「打てなかったことは悔しいが、皆と最後まで野球ができたことがすごく楽しかった」

 決勝は神村学園と樟南に決まりました。去年の春の県大会準々決勝で樟南が1点差で勝利して以来の対戦です。決勝戦は27日(土)10時5分から平和リース球場で行われます。

    鹿児島読売テレビのニュース